天皇陛下即位20年のかげに隠れて、あまり問題にされていないのが、秋篠宮家長女・眞子様の国際基督教大学ICU入学のニュースだ。国際社会に貢献する人材育成のための大学であると、聞こえはいいが第二次世界大戦敗戦の結果、連合軍の対日教育政策のシンボルとして設立されたのが国際基督教大学であることは、まぎれもない事実だ。皇室関係者が「時代に即して学問の領域が広がり、選択肢がふえたことはいいことだと思います」と無責任な発言をしていたが、男系天皇の世継である悠仁さまの姉君がキリスト教とは、どこかなじめない。日本は世界でただひとつの神道国家であり、天皇家が欧米の皇族から一目おかれているのは、男系男子による2000年の歴史の所産だ。雅子妃の宮中祭祀になじめない適応障害の原因もまさに幼少期からのキリスト教教育の結果であるし、皇太子との婚約の折、日本語では理解できないという理由で天皇学を英語のテキストで学んだというとんでもない過去が、今日の悲劇を生んだともいえよう。皇族のために設立された学習院、国学のための国士舘、神道のための皇學館はなぜ声を上げないのか。この国をキリスト教国家にしたい勢力が蠢いているような気がしてならない。
眞子様ICU何故だ!
コメント
2件のフィードバック
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ICUといえば、偏差値の相当高い難関校ですから眞子様は「優秀」とただ感心していましたが、神道である天皇家とクリスチャ二ティーという星野先生の論点は”想定外”でした。皇室のありようが変化する中、これを「開かれた皇室」というべきなのか、皇室には代々の伝統を受け継ぐべき、よい意味での「閉鎖性」が求められているのですから、確かにキリスト教を標榜する大学への入学の是非は問われるでしょうし、難しい問題をはらんでいますね。
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天皇制は廃止すべきだと私は思います。
天皇・皇族だって同じ人間なのに、公務を担うというレールがしかれ、職業選択の自由、プライバシー、海外に移住する自由などがないというのはかわいそうです。
日本もアメリカとか韓国とか台湾みたいな国民が大統領を選ぶ共和国になるべきだと思います。
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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