最近のグラビアの話題をひとつ……。
少女ではない。レディでもない。女教師でも看護師でもない。
もちろんアラフォーでも、アラフィフでもない。なあんだそんなことか、と思わないでいただきたい。
主役はあなたの大好きな「猫」である。
猫の相手役は「フトモモ」、つまり写真集の題名は「ネコとフトモモ」、文字通り猫と女性のフトモモだけを撮影した写真集である。
どうも猫を愛している人よりも、フトモモを愛している人たちがこの本を買い求めているようだ。発売一か月にして予定部数の倍を売り上げたと伝えられる。
フトモモを愛する人というのには、あまり大義名分はない。言葉を換えれば、平々凡々な女好きだともいえる。
ここにいる猫は女性のオッパイから顔をだしたり、尻尾がバストにじゃれたリ、腹部で気持ち良さそうに昼寝したり、オマタの間からのぞいてみたり、フトモモがベットになっていたり、とにかく女性の曲線という曲線を利用して楽園を作りだしている。
男の邪悪な願望を猫にたくして満足を得ている、とでも非難されたら言い訳の余地はない。いや猫の立場からは、ただ無邪気に女性のカラダと戯れているだけ、というかもしれないが、ここに写し出されている接触愛は、男と女の代償行為としかおもえない。
「猫を飼っている人には日常ですけど、男性目線で見るとうらやましいなあと、思えたんです」、と写真を撮った青山裕企氏はいっている。
十数匹の猫と日々をすごしてい暮らしている井上真樹ちゃんの感想をきいてみたい。
猫とフトモモ
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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