先月21日、ジュネーブの国連人権理事会でひと騒動あった。
日本から来た沖縄の翁長知事が、「民族自決権 Self-Determination が奪われている。」と演説したのだ。この言葉は国際法上の権利用語で、「植民地や従属地域からの分離、独立」を意味している。
ここに集まる諸外国の代表は沖縄は何時日本から独立したのかと、騒然となった。コソボ、セルビア、ボスニア、ソマリア…民族自決権を求める戦いはみな大量虐殺や武装蜂起などで、悲惨な結果をもたらしてきた。
すわ日本でも内戦勃発かと諸外国は驚いた。
日本政府はこの事態になにも発言せず静観している。 普通の国家なら直ちに軍隊を派遣して内戦状態になって当たり前の事態だ。
翁長という人は、沖縄国の大統領になりたいのか、それとも特定某国の回し者か、いずれにしても強烈な自己顕示欲にまみれている人間であることがわかる。この人の発言には愛国心はひとつもない。危険な普天間基地の状況を少しでも緩和しようという政府の措置にたいして、沖縄、沖縄とオキナワ原理主義を唱えて世界中に宣伝行脚している。
この事態を喜んでみているのは、他でもない中国だ。中国は尖閣のみならず、沖縄も核心的中国領土と発言しているので、日本政府がこの翁長知事の発言を見過ごしていれば、必ず領土拡張の魔手を伸ばしてくるだろう。
このような妄言、または確信をふりまわす知事は、即座に処断しなければ、日本という国家は分解してしまう。
沖縄に迫る危機、危険性について日本人はもっとナーバスにならなければならない。
愛すべき具志堅用高はオキナワの人などと、浮かれている場合ではないのだ。
沖縄独立を叫んでいる翁長知事
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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