次々と登場するギャル雑誌

by

in

 出版業界は空前の不況という声をよそに、ギャル雑誌が次々と登場している。いままでも押切モエの読者モデルで売った「egg」、白肌系ギャルのための「Vanilla Girl」、過激SEXのテクニックと体験談「popteen」、もっと可愛くなりたい魔性と欲望の「小悪魔ageha」等々多彩にギャル雑誌はあった。
 ファッション情報はもっぱらギャル達の聖地シブヤ109、デザイナーと称する人々はお呼びでなく「毛皮のベストはしまむらの970円よ。」といったシンボル益若つばさの発言が権威を持つ。オンリーワンな女になるためのますますの茶髪ともりまつげ、リアル肉食女子のディナーは焼肉チャンピオン本店「ホルモンヌ」など、果敢な記事が多い。日本と台湾で同時発売し、口紅、まつげなどの商品開発、ケイタイ通販可能にして、減少の一途をたどっている広告費の穴も埋めたいという悲痛な願いも見える。「egg style」はファッションに赤裸々な恋愛遍歴、ゴシップが付き、「Nicky」はインターネット上の人気ブロガーにトレンド・ファッションをあずけている。このギャル雑誌群いつまで持つか。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


カテゴリー


月別アーカイブ