「何故だ」街にはヤマダ電機、ヨドバシ・カメラ、ケーズ、ラオックスと家電量販店が溢れている、にもかかわらず日本の電気業界は総崩れだという。DVDプレーヤーも、カーナビも、液晶パネルも、総て日本が開発し世界のシェア100パーセントだったのが、アッという間に10から30パーセントにまで落ちてしまった。日本のものづくりは負け犬の遠吠えでしかない。オリンピックにおける金メダルは国力を反映するといわれているが、日本の誇るエレクトロニクスはいまや二流から三流におちてしまった。何時の頃からか、パーティーの景品からソニー、パナソニックが消えてサムソンやらLGが登場するようになった。スーパーの白物家電もあらかた中国ハイアールに占拠されている。机のうえもアスース、エイサーの台湾メーカー、中国のレノボに占領され高価格体質の日本のパソコン・メーカーは立ち遅れた。コミュニケーション・ツールの女王といわれている携帯電話などは世界シェアわずか0.2パーセントだというからあきれる。日本のメーカーは国内で新型だ旧型だとガラバゴス化し、滅亡の道をたどっている。民主だ自民だと騒いでいる場合ではない。
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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