百田尚樹・有本香のお二人により立ち上げられた「日本保守党」が今静かなブームを起こしている。
自民党稲田朋美が中心になって無理やり国会を通したLGBT法案がきっかけだが、日本と日本人が守ってきた醇風美俗を危機に貶めたとして、止むに止まれぬ怒りから百田さんが「もはや自民党には国政を担う資格はない」という怒りから立ち上げた政党である。
発足時には河村たかし名古屋市長の地域政党「減税日本」と提携し、さらに話題を集めている。
東京の都民ファーストの会、或は大阪の維新の会、など地域政党としてスタートとし、いつか中央政界に進出しようという野望を隠していない。
自民・公明・立憲民主・国民すへての政党が国家のアイデンティティーを語らず、政治の哲学からも逃げ、ひたすら自己保身にはしっている現状をみれば、百田さんや、有本さんの主張はもっともで、普段ネットからニュースを得ている日本人は皆関心をもつてその行方を見守っている。その意味から名古屋の減税日本と組んだことは賢明なやり方だった。
こうした「日本保守党」の結成記念街頭演説に、人が集まることは予想できたにもかかわらず大阪府警は全く手を打たず、許可を出しながら、当日演説が始まってからあわてて街頭演説中止命令を発出した。
政党の街頭演説というのは民主政治体制化では「いろはのい」で、マッカーサー進駐軍の時以来、街頭演説が始まった居るのに中止命令が発令されたことはない。それもヨドバシカメラの社員が、止めてくれと訴えたり、消防車が30台も集まってサイレンを鳴らし続けたり、普通では考えられない状況だった。
常識的に考えれば、大阪を支配したつもりの「維新の会」が動いたとしか考えられない。大阪でもこれだけのアンチ維新がいるとなれば、権力はあらゆる方法で妨害してくることは充分考えられる。
一部では韓国梨泰院の転倒事故を引き合いに出すが、大阪のあの辺は皆地下道を歩くので地上でのトラブルは考えられない、と住民は言っている。集まった聴衆は皆静かに聞いていたし、何の事故も起こっていなかったのに、開始5分での中止命令は不思議マークの?である。
この事件を近隣にあった基幹テレビ局は一切報道せずに黙殺、あいかわらずジャニーズ忖度と同じ態度だった。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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