テポドン2号の発射に際し、「きわめて遺憾な挑発的行為だ」と麻生首相は発言して世界中の失笑をかった。武器開発はどこの国でも当然のごとく血眼でやっている。あたりまえの常識がない。「そのうえ懲罰だ」「制裁だ」と騒がしい。迎撃態勢のパック3とやらの移動状況から設置風景まで公開して、「自衛隊はしっかりやっている。」と国民にアピール。どこの国に戦う前に手の内をみせる馬鹿がいるか。そんなことは秘密裡にさっさとやればいい。本腰でやる気がないから、戦争ごっこを楽しんでいる様にしか見えない。
始めはミサイルといって恐怖心をあおり、形があきらかになると人工衛星といい、本番当日には「飛翔体」と耳慣れない言葉で呼ぶ。戦争音痴の国民はまんまとのせられテレビ・カメラのまえで「やめて欲しい」
「怖い」と連呼する。決定的だったのは、完璧な伝達体制と称していたMネット上を「誤探知」「誤探知」の言葉が乱れ飛んだことだ。自衛隊の戦争能力のお粗末さは世界にしれわたった。戦争は戦争ごっこではないということを肝に銘じて準備の仕切り直しをすることだろう。
戦争知らずの戦争ごっこ
コメント
1件のフィードバック
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歯に衣着せぬ、爽快の綴り。ありがとうございます。他分野に亘る豊富な知識、先生は生きる上で、師であり宝です。
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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