安倍、福田と二代つづいて情けない総理だ。オリンピック選手と同じく甘えの構造にしっかりと支配されている。「可哀そうなほど努力しているんです。話にのってください。」と野党の党首に哀願する首相の姿を見たとき、なんと情けないことか。政治家が政敵を論破して自己主張するのではなく泣き言で訴えるなど、二世議員の駄目さ加減をまざまざとみせつけられた。選挙に打ってでる度胸もなくあっさり投げ出し、国民への約束も反故にして天に恥じない。これでは官僚に馬鹿にされて当然。社会保険も道路特定財源も官僚のなすがままで、何時までたっても国民は浮かばれない。天下国家はどうでもいい、まずは選挙に勝つことからと自民党は、マンガしか読まない麻生と、政治的尻軽女の小池あたりをかついで日本国中を総裁選挙とやらで塗りつぶすことだろう。お人好しの日本人はわが身の貧しさも忘れ、ふたたび自民と悪循環の見本市みたいなこの国の政治意識が悲しい。やがて悲しき、などではなくずっと悲しい日本国である。
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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