島田陽子がAV女優に堕ちるまで。

　57才…熟女バブルまっさ中の女優達、竹下景子、仁科亜希子、阿川佐和子、沢田亜矢子、そして島田陽子。それぞれに出会った男次第の人生を歩んでいる。　阿川佐和子だけは、父親の反面教師で独身を保っているが、悲惨なのは島田陽子だ。
　一時はアメリカNBC「SHOGUN 将軍」のおかげでゴールデン・グローブ賞まで取り、国際派女優と謳われたが、今では見る影もない。
　イメージの急落は1988年「花園の迷宮」で内田裕也との共演をきっかけに始まった、不倫と借金だった。内田裕也は女優、キャビン・アテンダントの口説きの達人であるといわれ、島田陽子も見事にそれにはまった。彼の借金返済のため、92年には「キール・ロワイヤル」でヘア・ヌードとなり、94年には大河ドラマ「花の乱」を降板し、あとは坂道を転げ落ちるような体たらくとなった。内田裕也の選挙出馬では、選挙カーまでプレゼントしたといわれたが、それも実らなかった。
　そして遂に今年2011年、1月に「密会」、2月に「不貞愛」と題したAVに出演した。3000万と伝えられるギャラに敗けたのかもしれない。
　「しおれて垂れたオッパイが最高」「せめて20年前にやってくれよ」「熟女かと思ったら御婆ちゃん」反響はいろいろだが、軽井沢の自宅を売り、税金を滞納し、それでもまだ2億円の借金があるといわれている。　171㎝の身長とグローブのような大きな手は、繊細な表現には程遠く、アメリカで仕事をするにはいいが、この国のドラマ事情にはまったく合わない。
　これから需要のありそうな熟女女優に、小泉今日子、ピンクレディ、酒井法子などいるが、AVだけはあまり出て欲しくない。