中国の領土的野心が止まらない。
南沙諸島においてはすでに7つの人工島をつくり軍事基地化しているが、マレーシア沖マラッカ海峡の入口に新しい島を作り始めた。500ヘクタール規模の人工島で、軍港機能と空軍基地が併設できる中国による侵略のシンボルのような人工島なのだ。
マラッカ海峡というのは、スエズ運河、パナマ運河に次ぐ世界の三大交通要衝に数えられるほど重要な海だ。ここを抑えれば東アジアに於ける交易をコントロールでき、アジアの覇権を確立することが出来る。
一帯一路戦略の要に当たる場所である。国連における領土審判で南シナ海は中国の領土ではない、という判決がでたにもかかわらず、中国はあんなものは紙くずだ、我々にはわれわれのルールがあると、一顧だにしない無法者なのだ。
尖閣諸島においても、すでに領海内に公船が毎日のように侵犯し、接続水域には毎日数百隻に及ぶ漁船がきて、海を荒らし回る。石垣島の漁民はまったく尖閣周辺に近寄れず、もはや尖閣諸島は中国の実効支配状態に陥っている。
日本政府に石垣島民が訴えても、尖閣上陸禁止、尖閣周辺の漁業もするなと、政府はまるで中国政府のようなことを言っている。
政府は外交ルートを通じて抗議をする、と訳の分からないことばかりいっている。なんの役にも立たない抗議ごっこだ。国際社会に訴えても、中国は写真を見せて、この通り尖閣諸島は中国が実効支配が確立していると主張されたら全く歯がたたない。
この無法者にたいして、憲法9条があっても、平和憲法があっても、まったく役にたたない。ましてや話し合いなど歯牙にもかけない乱暴者が中国なのだ。このまま尖閣が中国の支配下にはいってもアメリカはなにもしないだろう。実効支配されたのは、日本の責任でそんなことは知りません、といわれるのが眼に見えてる。
島嶼防衛にたいしてニホンはより積極的な防衛策を講じなければ、国土はやせほそっていくばかりだ。
北朝鮮のミサイル対策には慌ててイージス・アショアを二基購入すると発表したが、尖閣防衛については無策のままだ。一刻も早く決定的な防衛策を講じて、国土を死守してほしい。
左翼も戦争反対、オスプレー反対、安倍退陣のお念仏のまえに、国土防衛を叫ぶべきだろう。
尖閣諸島を死守せよ!
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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