小室母子の怪しげな生態

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小室母子の怪しげな生態
 秋篠宮家真子さまと小室圭さんの婚約延期事件をみて、この若者たちのあぶなっこさがつくづくとわかる。
 真子さまはこの結婚によって臣籍降下されるのだが、だからといって将来天皇になられるかもしれない弟君の姉であることにはかわりない。つまり、天皇家の親戚としての一生を送らねばならないのだ。
 それだけに恋愛の相手については、より慎重でなければならないことは当然のことだし、キリスト教的な恋愛の自由はないと思わねばならない。世間知らずの姫にそれだけの洞察力があると思うほうがおかしい。
 そうした面から父君の秋篠宮殿下の甘さはあつたし、紀子様も不用意だったといわれても仕方ない。かっては宮内庁や侍従、教育係が絶対的な責任を持ち、宮様方を守っていたし、結婚のお相手もこの上なく慎重に検討し、選んでいた。
 近頃はなんでも本人が選んだのだからとか、宮様が気にいったのだからと、大人たちは責任を回避している。 大人には大人の責任がある、ということにたいして世間全体がゆるくなっている。
 そもそも小室圭という人物について、本当に素晴らしい若者だと感じた日本人はそんなに多くなかった筈だ。
 真面目な学生は「湘南海の王子コンテスト」などには絶対に応募しない。自己顕示欲のつよい軽薄な人間だからこその行為だし、時にアナウンス学校にかようというのも胡散臭い。鏡のまえで冷静に自己をみつめれば、自分がアナウンサーに向いているかどうかわかるはずなのだ。よほどナルシストなのか、馬鹿なのか、どちらかに違いない。
 母親という人も問題だ。夫を亡くし子育てのためとはいえ、男に頼り、金銭をもらっていた。結婚前から次々とお金をもらい、子供の養育費に充てていたとは、なんとも見栄っ張りな話だ。貰った金は贈与だと、母子揃って主張したというのだから、ますます困ったことだ。結婚詐欺か売春婦かみたいな話で、相手の男は返してくれ、といっているのだから肉体関係を餌に、金だけせびって逃げたのかもしれない。
 いずれにしても下品なトラブルで、真子さまの嫁入りに適切な環境とはいえない。
 宮内庁は自分たちの責任はホホッカプリのまま、とりあえず結婚延期を発表したが、この先小室家から円満に結婚ご辞退を申し出れば事態は収拾できるが、破廉恥な小室親子が果たして結婚辞退を申し出るか、居直って慰謝料でも要求するとなれば、全く困ったことになる。ことは文春の見守る重大事態である。   


コメント

1件のフィードバック

  1. 黒田さんにも、小室君にもお目にかかったことがありますが
    黒田さんがとてつもなく美しい日本語を話していたのと比べて
    小室君は、今どきのかほりを漂わしていました
    どちらも実物を目にしながら
    自分には魅力が全く分からなかったので
    深窓のご令嬢との価値観の違いに
    自分の人を見る目のなさが人間離れしているのか?!
    と、凹んでおりましたが…
    テレビは朝の韓流ドラマと
    ブラタモリでしか点けないので
    どんな情報が巷を駆け巡っているのかはネットでしか見ていませんが…
    神主さんがきちんと神にお仕えしなくなってしまったら
    日本は神様から見放されてどうなっちゃうんだろうと
    怯えています。

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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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