天皇の古代……3月の軽井沢ぶんか組

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 来実のママからの宿題で、図らずも取り上げることになった「天皇」である。
 多分きっかけは、今流行りのジェンダー問題なのだが、女系宮家やら男系天皇について論じるよりは、天皇家の成立ちと日本という国家の存在について、検証したほうが皆さんの納得が得られやすいと考え、結局日本文化の源流まで遡ることになった。
 という訳で、3月21日の軽井沢ぶんか組は「天皇の古代」が主題である。
 群馬県岩宿遺跡の発見から、従来の渡来文化説の否定に始まり、神武天皇東征の新解釈、さらにヤマト王権拡張の欠史八代、エジプトピラミッドのスケールや始皇帝兵馬俑を凌ぐ巨大古墳時代のリアル、神話を超えた「三種の神器」の存在、仏教伝来による初めての宗教戦争勃発、ヤマト王権から飛鳥時代の黎明までを辿ります。
 天皇を辿るとこの国の歴史の重さにつぶされそうになりますが、なんとか頑張って「天皇の中世」「天皇の現代」まで、やりたいと考えています。
 戦後教育のなかでもっとも軽んじてこられた「日本神話」と「天皇の発祥」について、みなさんと屈託のない議論、雑談を致したく楽しみにしています。 
 3月21日(日曜日) 14時から
 Café来実(くるみ)   軽井沢東雲(しののめ)交差点そば
 0267-31-5110


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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