大手メディアが取り上げない「日本保守党」の結成

　相変わらず大手メディアによる左翼偏向取材が続いている。
　とくにテレビ基幹局の報道と、新聞にその傾向が顕著である。
　去る10月１７日に結成された「日本保守党」の結成に関する報道である。

　結成発表前まえからすでに５万人弱の党員登録があり、結党発表のネット放送は７０万人の視聴が記録しているにも関わらず、有力新聞の一面には、このニュースを黙殺しょうという意図が見え見えだった。テレビのワイドショウも以下同罪である。
　記者会見にも、いわゆる記者クラブの有力記者たちは姿を見せなかった。そのためネット上でこれだけ話題を呼んでいる「日本保守党」の結成を無視することで、普段口にする「報道の公正」は全く嘘であることをみずから証明したといえよう。
　記者クラブの正義とはなんだったのか。記者の既得権を脅かすものにたいしては「報道しない自由」を振り回す。メディアの堕落をこれほど明確に教えてくれた事象は珍しい。
　モリトモ問題や安倍さんのお花見をしつこくバッシングした記者たちは、その延長戦上にある日本保守党の結成に対しても当然食いつくとおもいきや、一同だんまりを決め込んでいる。よほどやましいことがあるのか、それとも日本保守党の幹部に論破されるのがいやなのか。全く情けないテレビのコメンテーターや記者クラブの面々である。
　百田尚樹、有本香、それに河村たかしが加わっての丁々発止の記者会見を期待したが、記者一同、テレビ関係コメンテーター一同、参戦せず敵前逃亡という印象の日本保守党結成であった。
　もっとも関心を持っているはずの自民党も、みずからの党是への怠慢と、政治の稼業化反対の「日本保守党」を前に立ち往生している。