東京都立高校などの職員168人が、入学・卒業式に臨んで、日の丸に向かって起立せず、国歌君が代を歌わなかったことへの懲戒処分取り消しと、一人あたり55万円の損害賠償わ求めた控訴審判決で、東京高裁は被告の言い分を認め、一審判決をくつがえした。
高裁大橋裁判長は被告らの行為に対して、「歴史観や信条にもとずく真摯な行為で、式を混乱させる意図はなかった。」と言い切っている。 この裁判長には国家観がない。
地球は民族を単位とした国家によつて秩序がたもたれている。国連にも国旗が上げられているし、オリンピツクでも勝利の祝杯は、国旗掲揚と国歌演奏なのだ。こうした世界の原則を教育するのは、小中学校を基本とした教育の場にほかならない。そのことを否定したら、ろくな国民にはならない。
長野オリンピックの際、勝利の日の丸があがっても、君が代が演奏されても、横をむいてニヤニヤしていた選手がいたが、思想の自由・良心の自由をはき違えた教師たちによって育てられた不幸な子供たちのなれの果てだった。
民俗のアイデンティティをしっかりと教育してこその義務教育なのだ。世界中から移民してきてアメリカ国籍を取りたい外国人は、まず星条旗に誓うことを要求される。あの自由そのもののフランス人でさえ、三色旗のまえでは絶対的な服従を誓う。
国歌を歌わず、国旗に起立しない国民は、世界の浮浪児だし、世界のプータローなのだ。そんな日本人をつくるために学校に子供たちを通わせる訳にはいかない。国歌国旗に敬意を持たない教師からは免許をとりあげたらいい。民族を教育する資格はない。
国歌国旗を愛さない人々。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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