あの人には品性があるとか、品性がないという言い方がある。
いくら大声を張り上げて主張しても、品がないと多くの人に受け入れられない。人格を形成するうえで、品性という要素は以外に大きな役割を担っているような気がする。
社民党の党首として永年活躍した福島瑞穂女史、ついに当選者ゼロになつて辞めたが、この人はさしずめ品のなさが説得力を持たなかったのではなかろうか。前任の土井たか子と比べてみるとよく判る。
田島陽子なども、ジェンダー活動をする外の人々に比べ、圧倒的な品性のなさで多くの人は支持したくなくなる。下品な真紅のドレスなど着込んで、もつともらしいことを発言しても、周りの人たちへの気配りはないし、これが大学の先生ではさぞや生徒も迷惑だろうといった感興をよぶ。ましてやシャンソンを歌うとか、女性学研究所とか、どこかウサン臭さが付きまとう。
悪女研究所とか、女性の魅力開発セミナーとか、その類はみな男性の無知横暴を非難しながら、女を武器にしたいやらしいキャバクラ風ないかがわしさが付きまとう。
全身ワインで出来ている川島なお美にしても、金満主義パチンコ王国の妻神田うのも、能楽協会から追放された格闘技もする和泉流家元和泉元彌の母節子も、みな品性の不足ゆえに多くの人から顰蹙をかっているのだろう。これは見た目の問題ばかりではなく、心の貧しさ、教養の浅さ、無知からくるものだろう。
娘に三宅藤九郎を襲名させたり、和泉流を会社登記してみたり、能楽への無知と歴史への恥知らず以外のなにものでもない和泉節子こそ、品性のなさの好例ではなかろうか。
品のなさへの報酬
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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