今年の流行語大賞は「ゲスの不倫」だとか。
次から次へ、供給されるのが不倫報道である。
みんな飽きて不倫報道になんの反響も示さなくなれば、この種の話題もなくなると思うが、一向になくならない。ゲスなのは不倫の当事者たちではなく、メディアそのもの、乃至はそれを読んだり見たりする消費者ではなかろうか、とさえ思う。
口火を切ったのは、ベッキーとゲスの極み乙女の川谷絵音、スキャンダル処女のベッキーだけが記者会見に応じてお詫びしたが、問答無用を貫いたためかえって逆効果となり、ひたすら謹慎のはめに落ちいってしまった。が芸能界にはベッキー・ファンが多いため、何れの機会に復帰することは眼にみえている。
衆議院議員宮崎謙介の育休不倫、育休をとって妻を助けるといっていた舌の根も乾かぬうちの不倫では、誰も同情しない。ただの助平に大嘘つきが加わって政治生命は断たれてしまった。
びっくりしたのは、関西落語の雄桂文枝の20年愛、紫艶という歌手は知らないが、20年続いていたとするといちがいに不倫とは呼べない。純愛とよんだら怒られるが、なにかこういった愛の呼び名で適切な言葉はないだろうか。
許せない不倫で怒りをかっているのは、乙武洋匡の5人愛だ。日頃、身体不自由、五体不満足を武器に講演やら教育に携わっていながら、5人の愛人とはなにごとか、という声だ。相手の女性はみなボランティア精神だったかもしれないが、どうみても五体不満足の悪用という声が圧倒的に多い。
介護の女性たちを性の奴隷にした罪は重い。
乙武だけは許せない
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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