好感度№ワン、ベスト・ファザー賞等々中村雅俊と五十嵐淳子夫妻にまつわる世間のイメージだ。ナショナルの広告で綺麗なお姉さんを演じてきた三田佳子もしかり。テレビ画面でいい人を演じている人は、世間的には不思議で変な人が多い。甘やかして育てた子供は、例外なく自己過信し、勉強は駄目、努力なしに金はいくらでも入る。幼くして浪費を覚え、周りにろくな友達は集まらない。困った親は体裁のいい海外留学で、世間をごまかし、本人をさらに勘違いさせる。海外留学で学んでくるのは、①にセックス、②にクスリである。
雅俊は涙ながらに詫びながら、「仕事を止めさせ、芸能界から引退させます」とインタビュアーにいつていたが、「彼が留置場からでてきたら、なんといいますか」の質問にたいし、「だまって抱きしめてやりたい。」と答えた、あきれて言葉もない。ハグすることが教育とでもおもつているのか、麻薬への反省はなく立ち直させるためのキビシサは爪の垢ほどもない。いま日本中がヤサシイに加担し、キビシサを忘れている。子供はどこまでも堕落し、親ほどカモイものはないとひそかに思っている。
中村雅俊というベスト・ファザー
コメント
1件のフィードバック
-
中村雅俊の会見に違和感を感じた山越です。何故30歳を過ぎた大人の犯罪に、親が涙しているのでしょうか。会見は会見として子供とはいえ十分大人である息子に涙してちゃ、甘さが抜け切れていないであろうと実感しました。厳しさを忘れた社会、それを痛感、実感した昨年一年間でした。
京都の桜、都をどりが恋しいです。
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
コメントを残す