中国産の深川めしなど食えるか

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門前仲町界隈にいくと先ず目に飛び込むのは「深川あさりめし」の幟である。
 むかし深川浦といったこの辺り、アサリやハマグリの上物がどっさり取れたそうだ。漁師や木場の大工のまかない飯だったアサリ丼から広がったのが深川めし、いまでは江戸の郷土食として市民権をえ、東京駅でも品川駅でもベストテンからすべらないのが、深川めしの弁当ときく。
 そこへ飛び込んできたのが、熊本産あさりの大半が、中国や韓国の産であり、熊本のあさり調査に農林水産省が乗り出したというニュース。
今熊本のあさり生産量は日本一で、日本国内のあさり需要の80%は熊本という現実があるらしい。令和2年の熊本での漁獲量3ヶ月間で21㌧、ところが同時期日本全国での販売量2485㌧、どうかんがえても理屈が通らない。
 結局は中国産のあさり、韓国産のあさりを熊本産と偽って商売していたのだ。
 門仲あたりの食堂には「深川めし未来創造プロジェクト」という似つかわしくない看板が目につくが、よもや中国韓国のアサリをくわせようという悪だくみでないことを祈っている。
 あさりの炊き込みにしろ、ぶっかけにしろ、深川めしは江戸前でなければいけません。反日韓国人やら、共産中国人の獲ったあさりでは気分がわるい。東京駅の喜代村にある立派なあさり弁当は江戸前と信じている。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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