豊洲の土壌汚染と埋め立て時における地震対策が問題視されている。
中国ではいま世界最大の三峡ダムがいつ壊れるかに、話題が集まっている。有効貯水量は黒部ダムの200倍というとてつもなく大きく、政府は1000年の発電量を保証する素晴らしい事業だと自画自賛した。
ところがいまや三峡ダムは満身創痍、いつ決壊してもおかしくない状況にあるという。
周辺では132か所で大規模ながけ崩れがおきている。地盤の変形は5386か所、亀裂は一万か所に及んでいる。
天候は激しく変化し、霧の発生は常態化し、水害、旱魃がが頻発するようになった。上流地域でも、ダムによる堰き止めの結果、汚染物質がたまり流入河川がヘドロ化し、青コが発生して魚が生きられなくなった。
長江上流の重慶では橋脚と橋のアーチが、泥に埋まり、420メートルあった川幅が240メートルまで縮まってしまった。もはや大型船舶は重慶にいけなくなるといった危機が訪れている。
もし水害が発生すれば、下流の肥沃な穀倉地帯は瞬時にして流され、中国最大の商都上海はなくなってしまうとすらいわれている。、
この巨大ダムを造った中国長江三峡集団公司は、国策としてアジア周辺諸国にダム建設を輸出している。
ヒマラヤを源流とする河川で計画されている水力発電ダムは400か所以上に及び、インド292か所、ネパール13か所、パキスタン9か所、ブータン2か所、そのほかタイ上流域数か所となっている。
現在の中国のダム建設技術は、環境保全技術にとぼしく、さらに地震に対する技術もないに等しいので、まさに危険物輸出そのものなので国際的にも何らかの関門を設けないと、大変なことになると、専門家は警告している。
南沙諸島の埋め立てといい、尖閣沖縄への圧力といい、中国はほんとうに困った国である。これらの蛮行に対し、対抗する手段を一刻も早く講じないと、アジアはとんでもない状況になってしまう。
中国三峡ダムの危機と危険物輸出
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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