リーマン・ブラザースが破綻し、NYウォール街が恐慌に陥った時、与謝野大臣はこう発言した。「日本にとっては、蜂にさされたようなものだ。心配はありません。」
アメリカ最大の保険会社AIGが破綻した時は、「影響は限定的です。日本にはほとんど影響ないでしょう。」日本中に派遣村ができ、雇用はなくなり、学生は就職難に襲われた。
世界最大の自動車メーカーGMが倒産、日本でもトヨタが莫大な赤字決算となり、先進国中最大の落込み巾を記録すると、大臣は「景気は底を打った。在庫調整も進んでこれからは良くなるでしょう。」この人の頭のなかを見てみたい。多分市場原理への過剰な信仰で、アメリカの犯罪ともいうべき金融デタラメ資本主義への批判は、露ほども無いのだろう。 ましてや日本国民の遭遇している貧乏そのものの生活感など理解出来る筈もなく、一刻も早く外国市場から脱脚し、内需自立型の日本再建はとても期待できない。補正15兆円も国立マンガ館やら、無駄な道路で、官僚と政治家に還流して終わりだろう。
与謝野財務大臣に騙されるな。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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