「AKB48はアイドルと制服文化を結び付けた」朝日新聞である。
馬鹿も休み休みにして欲しい。どこまで続くロリータ・コンプレックスだ。
太閤秀吉は13歳のおねを妻にした。ゴーギャンも13歳の少女と結婚したが、こうした少女達に対する性的関心を含む愛情をロリータ・コンプレックスと呼び、欧米では精神病理の問題としている。
こうした状況を良しとし、海外での日本プロモーション、ジャパン・ウイークにまでAKBの少女達を連れて行くのは、国家そのものが病んでいると誤解される。総理大臣が同行するようなものではない。
この国では大手を振って歩いているが、欧米では一部の特殊な人たちの楽しみとされ、歴史的には中世から近現代に存在した少女娼婦の延長線上にある。
あの宝塚によるパリ公演ですら、百合のレビュウとされ不思議な眼で見られて、正常な精神をもつ大人の芸能ではないとされた。
少女に対する年長者の過剰な愛をガールズラバーと呼ぶが、反対のボーイズラバーと共に、更に幼いペドフィリアを含めて、人間の感性のゆがみとしている。
映画でも「小さな悪の華」「早熟のアイオワ」「ビリティス」などと、ときに少女愛、少年愛など登場するが、病理と犯罪のものだという認識なのだ。
最近ではアイドルというアイテムまで正面に登場し、袋とじのスターになったり、なんの抵抗なくAVの主役を勤めている。
こうした状況からはやく脱却しなければ、この国の文化はいつまでも未成熟のままだ。
ロリータ・コンプレックスに病む日本人
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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