日経ビジネスに、「ヨドバシ アマゾンに勝つ」 と堂々の見出しがあった。
フィルム時代には毎日のように、ヨドバシの外販に電話をかけてフィルムを取り寄せていたので、わが事のように嬉しい。
価格、品ぞろえ、配送においてはアマゾンが勝っているが、接客、アフターサービスを加えた総合力では、ヨドバシがアマゾンに勝っている、という結果がでた。
打倒アマゾンに燃えるヨドバシは、最短6時間の超速配送、品ぞろえの拡充について次々と手を打っている。
朝の10.30分にヨドバシ・ドット・コムに注文すると、午後2.0に出荷を知らせるメールが送られてき、午後4.30分には商品が、無事着到する。これをエクスプレス・メール便と呼び、現在中野、杉並、新宿の三地域なのを年内には都内全域にひろげるそうだ。
当日配送サービスは、ほかにもあるが、普通着到時間までは判らず、ヨドバシの如く6時間と時間をきって配送されるのは画期的だ。
いま羽田空港前に、大型物流拠点ヨドバシカメラ・アッセンブリー・センターを建設中でここができると品ぞろえの点もアマゾンの一万点に対抗できるようになるといわれている。店で買えるものはすべてヨドバシ・ドット・コムで買えるようにすることが目標で、配送もすべて自社による小型配送車、梅田と秋葉の巨艦店による競争力にネットの利便性を加えたオムニチャネル戦略こそ、明日のヨドバシを語るにふさわしいという。
店舗とネットの両輪をうまく組み合わせ、強力なプロモーションを展開することにより、打倒アマゾンの真の担い手になることだろう。
ヨドバシ アマゾンに勝つ
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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