ニューヨークで生きてました。

　4月20日から皆様にはご挨拶もせず、ニューヨーク、ラス・ベガス、ロスへの旅に出かけたので、何人かの友人から有難いメールを頂戴した。「ブログが止まっているけど、入院でもしたのか。」「どうなさったのかしら、恋に狂ってらっしゃる? 」短いメールにはそれぞれの人生観が反射して、なかなかに面白い。不在者投票をして出てしまったので、軽井沢町議会選挙の結果を知らせてくださった電話もあった。芸術文化に理解のある候補の方々は当選したというのでホッとする。なかには眼の前のコンサートのお誘いもあった。携帯は、地球を狭くして、情報の流通を実にスムーズにしてくれる、というメリットはあるが、つねに携帯というメディアを連れて歩いてるという意識を持ってないとプライバシーは何処かへ行ってしまうという実感があった。
　ウディ・アレンの大好きだったニューヨークをすこし歩いてみたいと思い、ブルックリン橋の橋のたもとのピア・パークで、ボーとイースト・リバーに行き交うウォーター・タクシーを見ながら、ウツラウツラしていると、突然携帯か゜なり、六本木のテレビ・スタジオに呼び戻される。近くにあるシナトラの生まれ育った19世紀の建物群をみにいこうかと考えていたが、あわててホテルにもどり、テレビをチェックして返信しなければならない。
　しばらくはブロードウェイ事情、ソーホーの近況、チェルシーのギャラリー、など、さらにラスベガスに於けるショーの変化、についてブログ・レポートを綴ることにしたい。なにとぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。