テレビ用党首になるか蓮舫

　「世界一になる理由はなんですか。２位じゃダメなんですか。」と舌鋒鋭く迫ったあの蓮舫が、いよいよ民進党の党首をめざして御登場らしい。
　台湾人の父とミス資生堂の母との間に生まれた彼女は、いま流行りの青山学院に学び、クラリオン・ガールからタレントになつた。
　のち民主党から参議院にたち、菅内閣の特命担当大臣として初の大臣会見では、国旗に一礼をしなかった唯一の新人大臣として話題になった。
　スーパー・コンピューター開発予算の問題では、勢いよく発言したが、ノーベル賞受賞者達から、「一位を目指さなければ、二位にも、三位にもなれない。」「研究は常に一番でなければならない。二位でどうか等という人は、科学や技術をまつたくしらない人間のたわごと」と切って捨てられ、あの石原慎太郎からも「文明工学的には白痴だな」と揶揄された。
　２０１０年には、国会議事堂内でヴォーグのグラビア撮影を行い、アルマーニの服を着こんで颯爽とポーズしたが、ページの隅々には服の値段が表示され、国会をなんと心得ているかと、散々な目に遭った。
　２０１３年には、福島瑞穂、辻元清美らとともに、朝日新聞の走狗となって従軍慰安婦の存在を肯定し、いまや振り上げたこぶしの行方に困っている。
　先日の都知事選でも鳥越俊太郎の応援に声をからし、安保法案改正反対、安倍内閣は戦争内閣などと、見当違いな演説をしていた。
　テレビ用党首とでも考えれば、腹もたたないが、何時になったらこの国の野党は真人間になるのだろうか。