スパイか、アホか、元総理大臣

　なぜこんな総理大臣を選んでしまったのか。
　なぜこんな大臣を選んでしまったのか。
　なぜこんな代議士をえらんでしまったのか。
　現在の選挙制度のまえでは、民衆はいつもいらいらさせられる。直接に選んだ代議士の場合は、責任は自分自身にかえってくるのだが…　。
　「八紘一宇」という素晴らしい建国以来の理念がある我が国……と発言したタレント議員がいた。
ミミを疑った、この議員は日本の南進政策のなかで、スローガンとされた八紘一宇の意味を全くわかっていない。そんなタレント議員を選んだのは、国民たる私たちなのだから、責任は私たちが負わねばならない。
　「普天間飛行場を最低でも県外へ、」と発言して今日の混乱を作りだした元凶は当時の総理大臣鳩山由紀夫だった。彼の頭の中には、そうした状況をつくりだした歴史への責任感がない。政治音痴のシロウト政治家といわれた。
　その鳩がこんどはEUとロシアの狭間で揺れているクリミヤにいき、クリミヤは歴史的にロシアのものだということがよく判った。と発言してプーチンを喜ばせた。
　困惑した政府は、首相まで経験した政治家としてあまりにも軽率できわめて遺憾だと、厳しく批判した。
　細川護煕、菅直人、小泉純一郎、鳩山由紀夫と最近の元総理はみなきな臭い。位人身をきわめたにも拘らずふたたび現世に出てきて色々と発言する。
　かっての総理大臣は、静かに余生を送り、備忘録などを残して、自己の政治を静かに振り返ったものだか、そうした哲学が無くなってしまった。