「最強リップ柄熟女ハイセンス・レギンス」「可愛いレースをあしらった愛されトレンカ」「ブーツカットのクシュクシュレギンス」「切り込みセクシー足自慢スパッツ」…われわれ男性がきいてもなんのことやら理解不明の女性レッグファッション情報である。華やかに主張する女たちに対し、男性はせいぜい半ズボンかコットン・パンツにジーパン、もしくは青木・青山のビジネス・パンツ、一本買えばもう一本ついてくるという例のあの実用パンツしかなかったのだが、今シーズンようやくその下のステテコにヒカリがあたった。暑い時期に汗を吸収する機能が見直され、さらにおじさんのステテコからわかもののステテコに様変わりしようというのだ。カラーステテコ、ストライプステテコ、などいっきに売り上げを伸ばしている。ズボンを脱げばそのまま部屋着にもなるというところから部屋テコ・シリーズなども登場してにぎやかである。男性にもようやくパンツとズボンの間にファッションが生まれたといった感じだが、これもいち早く女性たちが発見、ステテコの肌触りの良さを愛して、マイ部屋着として買っていくというから要注意である。
プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日（旧NETテレビ）制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
コメントを残す