カジノでおもてなしは正気?

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 2020東京オリンピックのおもてなしはカジノ?
 被災地復興にカジノ?
 とうとう「惨事便乗型資本主義」が動き出した。
 イラク戦争、カトリーナ・ハリケーン、東北大震災と悲劇的大惨事のあとに必ず登場してくる拝金のハイエナのことだ。この国ではそうしたショック・ドクトリンに加えて、オリンピックが主役となった。
 石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一と10年に亘るカジノ信者の陰謀が実を結ぶことになった。20年にお台場は壮大なカジノ・シティに変わる。ギャンブル依存症たちの都になる。オリンピックはスポーツの祭典なのだが、スポーツを愛する人がそんなにギャンブルがやりたいか不思議だ。国際観光の拠点作りと都はいっているが、日本にはニホンの文化があり、カジノはなじまない。
 仙台空港の周辺にも被災地復興のシンボルとして、カジノを設立したいという勢力がうごめいている。復興IR誘致委員会とか、もっともらしい名前のもとに動いている。被災地復興がなぜカジノになるのかわからない。
 すでにラスベガスのサンズ・グループや、ウィン・グループ、それに日本のパチンコ・メーカーが入り乱れて受注合戦をしているという噂だ。
 


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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