稲田朋美LGBT事件についで、松川るいエッフェル塔事件が勃発した。
自民党は今後10年間で女性議員を全体の3割に引き上げるための100万円の給付策を発表したが、本気度を示すどころか女性議員の質の悪さがつぎつぎと露見し、評判はガタ落ちである。
こんなレベルの女性議員はいらないし、自民党には愛想をつかしたという反自民の保守層が次々と増殖している。
普通の女性の利益を優先させず、LGBTの少数派に傾斜した理解増進法は、自民党の岩盤支持層であった普通の人々の怒りを買い、もう二度と自民には投票しないという反自民のトレンドを創り出した。
稲田朋美のこざかしさは国民を無視したのか、普通の生活者への理解が足りなかったのか、いずれにしても民主制度における議員失格をみずから演出してみせた。
黒人たちの反権力テーマから発したウォークの流行テーマに飛びついた岸田以下自民の軽い政治思想が仇となったのだ。
夏休みの議員視察旅行が新聞の話題になってもう4.50年もたつだろうか。パリのブランド店で、選挙用のネクタイを300本買ったとか、口紅200本とか、議員の視察旅行とお土産買いが話題になったことがあった。
そんなことはとっくに学習し、新しい時代の女性像を期待していたにもかかわらず、まったくの虚像であると証明したのが松川るいエッフェル塔記念写真であった。
今回はみずからそのオバカ加減をSNSで披露するというオマケまでついた。その軽薄さとオバカぶりはやっぱりそうだったのかと、選挙民をあきれさすのに充分な事件であった。
議員の研修とはなんなのか、基本からおしえねばこの女たちには判らない。その上、党の金が国民から徴収した政党交付金からなっている、ということも理解していない今井絵理子議員にいたっては論外である。
見掛け倒しのタレントを擁立して議員に仕立ててきた自民の国民軽視の選挙がここへきていっきに音をたてて崩れてきている。
地下で安倍元首相が泣いている。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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