「アナリスト」「コンサルタント」いずれも当世の若者達にとって、人気抜群の職業だそうだが、我々世代からみると不思議な職業である。永い間得意ジャンルに生きてきた会社がいきずまり、アナリストやコンサルの助けを求めるのだろうが、昨日今日一攫千金を夢見て就職した若手アナリストの調査資料やプレゼンが役立つ筈もなく、そんななさけない企業ならさっさと止めてしまえと思う。
アメリカのように1%の知能労働と99%の単純労働で成り立っている国ならば必要とされるかもしれないが、教育レベルの高い欧米先進国ではほとんど歓迎されない。
経営者と愛人関係になった女性アナリスト、休日ゴルフに精出す新人アナリスト、プレゼントをこまめに贈るアナリスト、実態は銀座のオミズと変りはなく、いつかパートナーにという夢も儚い。つねに浮き沈みの激しいカラダを張った水商売なのだ。
希望者は東大、京大、慶応出身などのエリートが多いときくが、数年後にはほとんど挫折して転職を図っているのが実態だという。
アナリストという水商売。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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