「とにかく男が悪いんだよ。すぐそうやって差別するじゃん!」口ばしをとんがらかしてわめく軽井沢のおばさん田島陽子先生もいるが、ついこの間まで男女同権だか雇用機会均等法とさわいでいたわりに、以外やいまでは男子いれない女子オンリーの「女子会」が流行っている。権利を得た女子はやはり女子だけのほうが楽しい嬉しいようだ。
曰く、「好奇心を充たす女子会」「ファッション大好き女子会」「広報女子の会」「シングルマザー女子会」「営業女子の会」「いつも恋バナ女子会」「マラソン女子会」「男いらない女子会」など、女子たちはつるんでつるんで女子会だらけ。とくに平日の夜は女子会が楽しいらしい。
女子たちのライフスタイルが多様化し、正社員、派遣社員、アルバイト、独身、人妻、ワーキングマザー、といろいろで自分の志すロールモデルがみつけにくい状況になっている。社内ではいがいに仲間を作りにくく社外でつるむ機会が多くなる。さまざまの業種の広報が集まる広報女子会では、仕事のヒントが貰えたり、取引先を紹介し合ったりとても有益だそうだが、こうしたところから企業の秘密も漏れることがおおい。比較的多い女子会は占い師を呼んだり、美容コンサルを呼んでの女子会、つまり女性自身のうしろにある頁程度のレベルのものが多い。女同志だから通じるのよと、いってみたところで女同志の尻の舐めあいにならないでほしい。
こうした女子会ブームを反映して、お目当ての女子限定プランがあちこちにでてきた。ホテル一人7500円で4人部屋プラン、基礎化粧品と何がでるかなサイコロ付、4500円でシャンパン飲み放題9品のオードブル付、カラオケ女子会パックで2800円、となかなかに抜け目ない。女の夜活と女子会は五感をみがき自分をたかめて、男子をからめとる婚活の予備校なのかもしれない。
つるむ女たち。
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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