スーパー銭湯を超えて、いま「お風呂カフェ」なる業態が注目されている。
キャッチは…広々Wでゆったり、…お部屋でリラックス男子、…お風呂で読書女子、…暖炉を囲んで暖まる、…ハンモックでユーラユラ、…コーヒー片手に夜のおしゃべり、…いつのまにか漫画に夢中、…仕事はかどるワークスペース、…カウチでおしゃれなドリンク、…みんなでわいわいご飯、…バーでワインのひととき…… 等々
お風呂カフェには、お風呂のいろいろは勿論のこと、サウナも、マッサージも、リラックス・スペースも、暖炉の部屋も、ハンモックの森も、仕事部屋も、バーも、ゲーム・コーナーも、個室も、ホテルも、みんなついている。
スーパー銭湯がおばさま族の天国とすれば、お風呂カフェは若者たちの天国なのだ。
老いも若きもお風呂・温泉のキーワードは、癒しとレジャーのキーワードでもある。「お風呂に行こう」のセリフには、聴いただけでもリラックス効果があるし、お風呂カフェとなれば、さらにおしゃれ感がくわわる。一人にも、友人仲間にも、女子会にも、説得力のあるシュチエーションである。
決定打はコスパに優れている。入館料 大人1.260円、深夜追加料金 840円 、時間制コースなら、60分 500円、120分 840円、このほか朝風呂コース、個室御昼寝プラン、仮眠室プランなど各種メニューがある。
大宮にある「お風呂カフェ・うたたね」には、埼玉はもとより群馬、千葉あたりの若者たちが集まっているそうだ。
本音は人前でイチャイチャできる、カップルでゲームを楽しんで何時までも、お風呂だからスッピンが見れる、盛り上がったらそのまま宿泊も可能という処らしい。
欲望産業の一種だが、お風呂とカフェのコラボというあたりが、いかにも日本人のかんがえそうなことだ。いまはまだ4か所ほどだが、あっというまに日本中に増殖する可能性がある。
お風呂カフェというニューフェイス
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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