11月のぶんか組テーマは「民芸のよろこび」です。
大正ロマンの最っただ中に起きた「民芸運動」。
柳宗悦、浜田庄司、バーナード・リーチ、芹沢銈介らによって起こされた「用の美」への運動を取り上げます。
暮らしのなかの無駄をはぶいた美しさ、なによりも日々の役に立つ簡素な美しさ、貴族ではない庶民の生活が育てた工芸美、こうした新しい視点が何処から来たのか、そしてどこへ向かったのか。
志賀直哉、武者小路実篤、里見弴らの大正ロマン、新しい村運動、あるいは青鞜社による女性解放などに呼応するかのように柳を中心にした日本民芸運動がおこりました。大正から昭和にかけての第一次ブーム、第二次世界大戦後の第二次ブーム、そして民芸はいま第三次ブームを迎えていると注目されています。
民芸の背景、民芸の理念、民芸の実際を見ながら、うつわ、生活雑貨、家具、きもの等、日本各地の優れた民芸にせっする11月の軽井沢ぶんか組です。
日時 11月21日(日曜日) 14時
会場 軽井沢駅北口 東雲 東入る150m caffe 来美
参加申込☎ 0267-31-5110 隅防
「民芸のよろこび」11月軽井沢ぶんか組の主題
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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