「天皇制は女性差別」と言い出した中国

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「天皇制は女性差別」と言い出した中国
 わが国の皇室典範が、皇位継承権について男系男子に限るとしている点につき、女性差別だとくいついたのが、田島陽子ならわかるが、中国共産党の鄒暁巧ときいては、黙っていられない。
 天皇制について中国の女性から云々される理由はなにひとつない。
 政府はもっと声を大にして、国際社会に訴えるべきとおもうが、日本の外務省はなぜかこうした問題について
声が小さい。ひょっとして省内に女性天皇待望論者がいるのかもしれない。
 国連女子差別撤回委員会という国連の下部組織がうごいているのだが、国連と聞いただけで日本人はなぜか
正しいと誤解する弊がある。国連は第二次世界大戦における戦勝国の互助会であって、日本のような敗戦国の為にある組織ではない。その敗戦国が莫大な経済負担までして媚びているのが、こうした問題の根っこにある。
 堂々と他国の内政問題に口を出すべではない、ましてや他国の国体に対して介入するとはなにごとと、抗議をしてしかるべきなのだが、日本の弱腰に付け込んで仕掛けてくるのが、中国なのだ。南沙諸島のみならず、中国は尖閣諸島をみてもわかる通り、中華思想という自分都合の態度で侵略してくる。
 ようやく韓国慰安婦問題のソフトランディングが見えてきたので、中国はそうはさせじと、天皇制は女性差別と見当違いな問題を持ち出してきた、としかおもえない。
 一方で、この国連女子差別撤回委員会のうしろには、日本人ロビーがいるとも伝えられている。
 小泉内閣当時持ち上がった、女性天皇擁立論者のリストをもう一度熟視すれば、どの力がそうした反日に動いているか判るのではなかろうか。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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