あのドンキホーテが「テレビの映らないテレビ」を売り出したところ、商品が間に合わないほど売れている。
利点はNHKの受信料を払う必要がない、という点でユーザーの関心を圧倒的に集めたようだ。
地上波のチユーナーは搭載されていないが、AndroidOSをのせているので、ユーチューブやネットフリックスは自由に見られる。
筆者も海外で祖国の情報に飢えた時は、まずユーチューブを見る。NHK国際放送のゆるい番組を見るより、PCで「虎ノ門ニュース」を見た方がよほどリアルに伝わる。シャワーを浴びたのちゆっくりと見られるし、専門家のディベートが面白い。
今の視聴者はリアルタイムでテレビと向かい合う時間がなく、代わりにパソコンやスマホで自由に自分のライフスタイルに合わせてユーチューブやネットフリックスの動画配信を見ている。当然番組表に忠実な「テレビの映るテレビ」はいらない。
大きな画面で見たいとき、見たいものが見れる「テレビの映らないテレビ」で充分なのだ。動画配信サービスに特化したテレビはコスパにも優れている。42型で32.780円、24型21.780円 いずれも税込だそうだ。
気に入らないのは、このテレビは中国製である、という点だ。アイリス・オーヤマ辺りが頑張って国産の「テレビの映らないテレビ」を作ってくれることを信じている。
「テレビの映らないテレビ」馬鹿売れ!
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プロフィール
星野 和彦
Kazuhiko Hoshino
1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表
作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞
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