「あの子もトランスジェンダーになった」焚書事件

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 突如、アビゲイル・シュライアー著「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」が刊行停止になった。
 日本版の出版元であったKADOKAWAに対し、猛烈な抗議が殺到し、本社前での反対集会までもが企てられたと伝えられる。
 LGBTという流行思想に対する警告として、今年の最も優れた「年間ベストブック」に選ばれているこのシュライアーの著作は、英国タイムズ紙、英国エコノミスト誌からもベスト・セレクションに選ばれている。
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 すでにLGBT法が自民党岸田、稲田氏らの陰謀で議会通過して以来、早くもいくつかのトラブルが発生している。稲田氏は絶対そんなことは起こらないといっていたにもかかわらず、女湯ではとなりで男が石鹸を使っていたとか、女性トイレに男がいたとか、なんとも危険な情景が現出している。警官が逮捕しても裁判て゛の結果が期待できないため、立件をためらう現実があるそうだ。
 何故こんな法律を作ったのか理解に苦しむ。この国に昔からあった醇風美俗を破壊するためにつくったとしかおもえない。「心は女だ」と主張すれば、社会に存在する男女区別を乗り越えられる、というとんでもない情景が現実のものとなった。巷の女性は安心して温泉にいけなくなったし、公衆便所にもはいれなくなつた。犯罪の温床をつくったようなものだ。
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 こうしたことに対する警鐘こそが、アビゲイル・シュライアーの著作だったにもかかわらず、この出版に圧力をかけて阻止するとは、犯罪集団なのか、それとも一部トランスジェンダーなのかわからないが、とにかく社会主義国のような現象ではある。
 「焚書はイントロに過ぎない。本を焼くものはやがて人も焼くようになる」
 ドイツの詩人ハイネの本はナチスの配下にあった学生たちによって焼かれた。戦争中も色々な本が敵性出版物として破棄焼却された。
 この事件のうらにはなんともいえない気味悪さが付きまとっている。


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プロフィール

星野 和彦

Kazuhiko Hoshino

1931年 9月17日 東京に生れる。
1954年 成蹊大学政治経済学部・芸術社会学コース 卒業。
1955年 旧帝国劇場文芸部 所属。
1958年 テレビ朝日(旧NETテレビ)制作局演出部 入社。
1960年 フランス・パリ・ムーランルージュより演出として招聘される。1年間滞仏。
1961年 テレビ朝日復職。
1968年 テレビ朝日制作局チーフ・ディレクター、企画室ブロデューサー を最後に退社。
星野演出事務所 設立。代表取締役 就任。
1973年 クリスチャン・ディオール取締役 就任。
1975年 SKD松竹歌劇団 演出就任。
1977年 東京フィルム・コーポレーション 取締役。
1980年 リード・ファッション・ハウス 代表取締役 就任。
1990年 軽井沢に居を移し現在までフリーの 演出家、プロデューサーとして、また執筆活動に従事する。
現在
日本映像学会 民族芸術学会 所属
テレビ朝日 社友
星野演出事務所代表

作品受賞歴
1953年 芥川竜之介作「仙人」第二回世界国際演劇月 文部大臣賞
1967年 連作みちのくがたり「津軽山唄やまがなし」芸術祭奨励賞
1970年 連作みちのくがたり「鹿吠えは谷にこだまする」芸術祭優秀賞
1971年 ミュージカル「白い川」芸術祭文部大臣賞
1992年 NDK日本ファッション文化賞


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